
おおよそ、以下の手順で進んでいきます。
(なお、司法書士に委任した場合で記載しております)
司法書士へ委任します最初に、司法書士と委任契約を結びます。委任内容の説明を受け、委任状を作成します。
司法書士が、利息制限法に引き直し計算します利息制限法を違反している業者については、超過利息をカットし、改めて元利合計の計算をやり直す作業をします。
打ち合わせをしながら、月々の返済可能額を算出しますご本人の収入、家族状況、家庭環境等から、毎月必要な生活費を割り出し、月々の返済可能額を算出します。
司法書士が、債権者(貸金業者)に債権カットを要求します返済が長期にわたらないように、債権者に債権額のカットを要求します。例えば、残金一律20%カットとか、利息カットとかです。
債権額に応じて、司法書士が返済額を計算します各債権者の残債権額に従って、返済可能額を比例配分し、月々の返済額を計算します。
司法書士と全債権者とで、合意をします5で計算した額で返済していくことを、債権者に了承してもらいます。
計画に従った返済をします
この手順の中で、2の引き直し計算において、支払いすぎた分があれば、それを過払金として請求できることになります。
そして、債権者(貸金業者)に、過払金を請求していきますが、それに応じない債権者に対しては、裁判を提起して争っていくのが一般的です。