経歴

  • 昭和39年7月19日生
  • 昭和62年 県庁入庁
  • 平成17年 あるきっかけにより、司法書士の勉強をすることになる
  • 平成20年 司法書士試験合格
  • 平成21年 県庁退職
  • 平成21年 研修後、開業に至る

自己紹介

お読みいただいてありがとうございます。隈本と申します。上記の経歴でもおわかりのように、今年(平成21年)、県庁を辞めて司法書士として開業いたしました。

今までの数十年間、県職員として勤務しておりましたが、法律とは全く関係ない職種でした。いわゆる技術屋さんです。具体的にいうと、機械職という職種で、県庁全体でも数十名しかいないめずらしい職種でした。県では、研究開発業務、営繕業務、管財業務等に従事しており、自分としては、結構満足いく仕事ができたと自己満足しております。

では、なぜ辞めたのかと思われるでしょう。私が辞めようかどうかと悩んでいた頃は、ちょうど100年に一度の不景気と言われている頃でしたので、なぜこんな時期に辞めるの?とおっしゃられる方も大勢いました。

もちろん、定年退職してから事務所を開くことも可能でした。しかし、年を重ねてから司法書士の仕事に取り組むことは、私自身かなり厳しいと思っていましたし、若いうちに新たなことに挑戦し、人の役に立ちたいとの思いが日増しに募り、思い切って退職しました。

これが、本当によかったのかどうかは誰にもわかりません。数年後、数十年後になれば分かるかもしれません。しかし、少なくと、自分自身でよかったと思えるようにしていくことは可能です。そのためにも、常に前向きで仕事に取り組んで行きたいと思っております。また、今後、色々な方とお会いできることも楽しみです。

これから、どうぞよろしくお願いいたします。

ほとんど自己紹介になっていないのですが、詳細は今後ブログ等で紹介していきたいと思います。

司法書士の試験勉強を始めたきっかけ

少し長くなりますが、私という人間を知っていただくために、最後までお付き合いください。少々、私のいい加減さが垣間見えますが…

今から、5〜6年前になるでしょうか。私は、当時、工業技術センターというところで働いていました。そこでは、主に三次元画像処理や自動機器、ロボット等の研究・開発等を行っていました。その頃は、研究をしたり、論文を書いたり、企業の方と研究会をしたり…、と充実した日々を過ごしていました。また、短期間ではあったのですが、北欧の方に福祉機器の海外研修にも行かせてもらったりしてました。

そんな中、世間ではある厳しい言葉がはやっていた時代でした。それは「リストラ」。私自身は、その時、公務員という身分でしたので、リストラとは全く無縁でしたが、仕事上、県内の企業の方とお付き合いすることが多かったため、それなりに敏感にはなっていました。その時、私はいつも、このように考えていました。もし、自分がリストラされたら何ができるのだろう? いったいどこが雇ってくれるのだろう? と。
こんなこと考えていても、あんた何考えてんの?と言われそうで、他の人には言えませんでしたし、言おうとも思っていませんでしたが、密かに、どうしても、どうにかして、それを確認してみたくなりました。

そこで、周りの方に知られないように取った行動が、中途採用募集をしている企業のホームページにアクセスし、応募することでした。もちろん、まずは第一次書類審査のみですので、万が一、合格しても断ることができます。ですから、実際に勤務するようなことはありませんので、お試しとして安心です(ごめんなさい)。
さて、どんな企業にしようかなと考えていたとき、どうせするのなら個人的に好きな大企業がいいし、自分の仕事と関連性のある企業がいいと思い、某企業、S●nyにしました。自分の経歴や今やっている研究の他、論文、特許、プログラム著作権等とPRすることをいろいろと書きためて、応募(Eメール送信です)しました。1週間後、いよいよその結果が、Eメールで帰ってきました。
 その結果は…

     『不合格』

返信メールには、こう書いてあったかと思います。あなたの技術は、当社の技術とマッチしない、だから、うんぬんかんぬん…
ある程度はダメだろうとは思っていましたが、多少のショックはありました。そもそも応募先が、かなりハードルの高い企業ではあったのですが(後から考えたらやっぱり無茶でしたね)、それなりにアピールした結果があなたには技術力がないですよ、ということ(と私は感じ取りました)。その後、自分なりに考えて、ある結論に達しました。遅まきながら。

それは、自分で思っている程、自分の力というのはたいしたことがなく、自分で思っている限りそれは相対的な世界であって、第三者からの評価にはなり得ない。第三者からの評価を得るためには、絶対的な力・評価が必要である。
具体的に言いますと、自分で、いくらこんなことをしたらこんなことできたんですよ、すごいでしょ、と言っても、よほど素晴らしいものでない限り、自己満足に終わってしまうのだ。じゃあ、そうならないためには、というと、絶対的な評価が必要(私はそれは資格だと思いました)なのだ。それがベースに存在し、それがあるからこそ、その上で自分の成果が成り立つのだと。
まあ、このようなことは、誰でも知っている内容ですが、私はそれを目の前で見せられ改めて痛感させられた、といったとこでしょうか。

それから、しばらくして、私は資格を取得することを真剣に考え始めました。資格といっても、ある程度簡単に取れるようなものでは意味がないと考え、難関なものを検討し始めました。でも、司法書士ではないですよ。まだまだ、それは後の話です。
技術屋さんとしての立場から、最終的に考えたのが2つ。「工学博士」か「技術士」。工学博士は、今までも意識していて、学会発表や論文作成をしていましたが、一つだけネックがありました。それは、転勤。工学博士は、工業技術センター勤務中でなければ取得することは、まず無理でした。他の勤務先では、仕事の内容ががらっと変わりますので、研究を続けるのは無理だからです。もちろん、人によっては、ずーっと工業技術センターの方もいるのですが、私の場合は、ほぼ5〜6年のペースで県庁へ転勤してましたので、いつ転勤するか分からない状態では、工学博士取得の挑戦は無理だと結論づけました。もちろん、センター在籍を通算して、という手はありますが、あまり時間をかけたくなかったので、将来的には考えるけど、この時点では一時中断、保留にしました。

ですので、技術士の資格を取得することにしました。技術士というのは、工学系の資格では、結構上位に位置する資格です。技術士も技術分野が色々と分かれており、一般的によく聞くのが土木ではないでしょうか?私は、機械か情報にしようと思っていました。
それから、しばらくして、技術士に関する情報を収集し始め、テキストを探し、まずは軽く試験勉強を始め出しました。試験範囲全体の確認や、大学時代に使った教科書を引っ張り出して見てみるとか、慣らし運転の状態といったところでしょうか。まあ、最初はダラダラといった感じで勉強していました。

1〜2か月たった頃でしょうか。ある人が私の職場に挨拶に来ました。大げさですが、今思えば、この日が私にとって運命の日となってしまったのです。
センターの頃(10年前位にいた頃)、仕事を通じて友人となった方、Kさんがいました。その方は、私より年上でしたが非常に気さくな方で、昔よくいっしょに飲んでいました。たまにお会いすることがあったのですが、今回、たまたま私の顔を見に、私の職場に挨拶(遊び)に来られたのでした。
私達は、缶コーヒーを飲みながら近況を話していました。その時、不意にKさんがこんなことを話し始めました。
 「今ね、司法書士っていう資格の勉強をしているんだよ」って。
私としては、それなんですか〜?って感じで尋ねてました。今思えば恥ずかしいことに、私自身よく知らなかったのです。Kさんは、丁寧に試験の内容や司法書士について教えてくれました。
興味深そうに話を聞いていた私に、Kさんは1冊の本をくれました。もう自分は読んだからあげるよ。これを読めば司法書士っていうのが分かるし、試験内容についてもよく分かるから。よかったら、勉強したら?
 「司法書士試験への招待」という本でした。その本は、今でも大切に手元に置いてあります。
私も、Kさんに、今、技術士の試験勉強を始めたとこなんですよ〜、と話しました。
その時は、司法書士の試験勉強をしようとは思っていませんでしたので、お互いがんばりましょうね、って感じで別れたのを覚えています。

さて、その後、その本を読み、少しづつ考えに変化が出始めました。それは、技術士や工学博士になるには、それなりにエネルギーがいる。しかし、それらの資格を取っても、今の自分にとっては、単なる名誉資格にしかならないのではないか?と。
もし、司法書士の勉強は始めるとすると、かなりのエネルギーがいるが、こちらの方が自分にとっては生きる資格となるのでないのか?言い方が悪いですが、食っていける資格では?どうせ勉強するなら超難関でかつその上食っていける資格の方がいいよね…

その後、司法書士の試験案内についての本を数冊購入して読んでみました。受験予備校の講座パンフレットも見てみました。かなり悩みましたが、数ヶ月考えた末、ついに司法書士の勉強をすることに決めました。生半可な気持ちでは勉強が続かないと思い、決意するまでに数ヶ月はかかりました。

ただし、自分が、どれだけ真剣に勉強に取り組むことができるかどうかを試すため、自分自身に一つだけ課題を出しました。その課題がパスすれば、全力で司法書士の試験勉強を始めよう、しかし、課題をこなすことができなければ、自分の意思はそんなもんなんだ、とあきらめようと。
そして、その時とった行動は、次のようなものでした。それは、私は、仕事の関係上、コンピュータを扱っていましたが、(自分の得意分野なので)短期間で勉強に集中してコンピュータ関連の資格を取ることができるかどうかを試すということでした。
ほんとに自分は真剣に勉強に取り組めるのかどうか、試験に対する姿勢を確認したかったのです。もちろん試験条件や試験環境が異なりますので、あくまでも自己満足の世界を超えることはできないんでしょうが、何か試練を与えて、それをこなさなければ、途中で挫折するだろうと思ったからです。その試練は自分にとってやりやすいものを選ぼうと思いましたが、それさえもクリアできなければ、司法書士試験に挑む価値なしと決めていました。

具体的に決めた試験は、初級シスアドという情報処理の試験でした。まあ、情報処理分野の試験では入門編といったところですので、私の場合は、ハンディを課すために、2〜3週間程度の短期間で勉強をこなすと決めました。ただ、勉強を始めて分かったのですが、初級という名前がついているのに、結構難しかったです。途中で、初級ってうそじゃんって思ってました。
 で、その結果は・・・
まあ、司法書士試験の勉強を始めたのですから、お分かりになるかと思いますが、無事合格してました。そして、この試験は、成績結果が分かるのですが、自分の予想以上に良く、上位20%のできでした。自分でもびっくりでした。

これで、自分自身の課題をクリアしたので、その後、ついに司法書士の通信講座を申し込み、いよいよ平成17年から、司法書士の勉強を始めることになったのです。そして、平成20年まで勉強が続いていくことになります。

当初の資格取得の動機から考えると、ずれてきている気がしますが、私としては、これがベストな選択だったと今でも思っています。時代の流れと共に、自分の身の振り方も変えなければならないと、自分が置いてけぼりをくらいますので。
ただ、もし、Kさんが税理士の勉強をしていたのなら、私の勉強は税理士になっていたのでしょうかね?
こんないい加減な感じで司法書士の勉強を始めたので、説得力はないですよね…
まあ、恥ずかしい話でしたが、勉強を始めたきっかけは上記のことが全て本当なので、ご紹介しました。

【追記】
Kさんのその後の話が気になる方がいらっしゃるかも知れませんが、仕事がかなり忙しい方ですので、現在は勉強を中断中とのことです。仕事を退職するまでには、勉強を再開して資格取り、私の事務所に研修に来ま〜す、って言われてます。
ちなみに、Kさんは、今だに、技術士になるって言ってたのにやられた〜、私に言ってます。だって、あの日までは、本当にそうだったですもん。

 

私の試験勉強について

勉強を始めるに当たって

まず、本当に長期間(最低でも1年間)勉強が続けられるかどうか真剣に考えてください。数ヶ月考え抜いてもいいと思います。

それと、どんなことでもいいから、強い動機が必要です。勉強を続けられる動機です(不純な動機でもいいと思います。例えば金を儲けるぞとか)。なぜかといいますと、勉強量が莫大(覚えることが多い)なので、弱い意志だと、途中で勉強を止めてしまう恐れがあるからです。

あと、必要なものにはちゃんとお金をかけてください。例えば、必要な本は(高いことが多いでしょうが)、購入してください(本を買いあされということではありませんからね)。必要なものをケチると、合格が遠退き、逆に数倍〜数十倍の費用がかかってしまいます。自腹を痛めて出費しないと、人間、なかなか真剣にはならないものです。

最後に、下記でも言ってますが、勉強の息抜きの方法は、何かしら持っておいた方がいいかと思います。どうしても勉強する期間が長期に渡りますので、ストレスがたまらないようにガス抜きする方法が必要です。私の息抜き法は参考にならないと思いますので、皆さんは、勉強に影響が出ないような軽めのものを見つけられたらよいかと思います。


まずは入門講座

私は、法学部でもなく、ましてや技術屋という法律とは全く無縁の者でしたので、司法書士試験予備校の入門講座を採ることにしました。これは、法学部出身者のみならず、初心者をも対象にしたもので、まったく法律の知識がない人もスムーズに取り組めるといったものです。

講座は、通学のみならず通信もあり、受講料が30〜50万円ぐらいします。予備校は、大手の会社が数社(LEC、早稲田セミナー、伊藤塾等)ありますので、それらの中から自分に合うものを選べば、どれを選んでも間違いはないかと思います。私の場合、地方でしたので、必然的に通信講座を選びました。予備校の本・分校がある地域では、時間的に問題がなければ(平日は夕方から夜に講義)、通学もいいのではないかと思います。

ちょっと話はそれますが、このように私は通信講座でしたので、同じ勉強をする人を見たことがありませんでした。また、県内で誰が勉強しているのも全くわかりませんでした。勉強の友達が欲しかった訳ではありませんが、どんな人が勉強しているのだろうという興味はすごくありました。ですので、変な話ですが、試験当日はうれしかったですね。県内の受験者が一堂に会して試験を受けるわけですから、同じ勉強をしている仲間?を間近で見ることができたからです。
さて、話は戻りまして、入門講座は、通常、1回の講義が休憩を挟んで3時間連続であり、それを約週3回のペースで、1年かけて行われます。合計回数としては、120〜150回でしょうか。

ただ、まとめて受講するという方法(講座)もありますので、必ずしも1年かかるわけではありませんが、講義をきちんとこなしていく(覚えていく)には、あまり短期間ではきついかと思われます。

なお、勉強を始めるに当たっては、試験勉強をすることは誰にも言いませんでした。人に言うようなことでもないし、そんなことせずもっと仕事に力を入れろ、と言われるのが嫌だったからです(そんなこと言う人はいないと思ってましたが)。ですから、仕事に対しては、ほとんど手抜きをしませんでした(してないつもりでした)。仕事と勉強を両立してこそ意味があるのだと、訳の分からない理由をつけ、仕事と勉強をやってましたね。


勉強時間

ところで、試験勉強の合計時間の目安は、人によって違うと思いますが、一般的には、講義を除いて2000〜3000時間と言われています。ですので、一日8時間やって一年間でようやく到達できるといったところでしょうか。試験勉強を専業でやれば、一日8時間は余裕でクリアできるでしょうが、仕事をしながらですと、時間確保にかなり苦労することになります。

私の場合、試験勉強の常套手段である、細切れ時間を活用していました。つまり、出勤時間とか昼休み時間、出張の移動時間等です。
朝の出勤時間は、バスの中や歩きながら、講義データを入れたi-Pod nanoを聞いてテキストを見ていました。そして、途中の公園で立ち止まり、10〜20分程、テキストを眺めていました。そのような私の異様な姿は、結構目立っていましたので、多くの同僚からしばしば目撃されていました。そういえば、私を見かけた同僚が、いったい何をしているの?と不思議がっていましたっけ。

まとまった時間としては、早朝を当てていました。私は、もともと体質的に夜更かしが苦手なタイプでしたので、朝早起きをして勉強していました。それに、夜は、残業があったり、毎日ビールを飲んでいましたので、夜中は全く勉強できませんでした。残業はなるだけしないようにしていたのですが、意志の弱さより、禁酒をしてまで勉強をする、とはこれっぽちも思っていませんでしたので、夜はビールを飲んで、(残業がない日は)21時前後には寝ていました。今思うと、禁酒して夜も勉強時間に充てていれば、もっと早く受かっていたかもしれません。けど、禁酒なんて無理だったでしょうね。はは・・・

朝は、3〜4時起きでした(もちろん、起きられない時もありましたが)。それから、朝6時くらいまで勉強してましたので、平日の勉強時間は、多くて2〜3時間しか取れませんでした。

ですので、まとまった時間が取れたのは休日のみです。原則、土・日・祝日は丸一日勉強してました。もちろん、ゴールデンウイーク等もです。さすがに、お正月は飲んで、勉強してませんでしたけど、ほんとはお正月もすべきだと思います。

変な話ですが、休みがくるとうれしかったですね。やっと、ちゃんと勉強できるんだと。結局、勉強しないと消化不良となるため、どうにかして勉強時間が必要だと必死に思うんですね。

でも、正直言いますと、金曜日に飲み会があることが多く、土曜日の午前中は、睡眠不足と二日酔いでつぶれてしまう、ということも多々ありました。まあ、言い訳がましいですが、勉強には息抜きが必要ですよ、ということです。私の息抜きは、楽しく飲むことでした。でも、息抜きは必要ですが、没頭するような趣味は封印するべきです。


勉強方法

私の場合、時間が限られていましたので、まず、講座は2倍速で聴いていました。そして、その後、チェック本(直前チェックという本でした)で覚える概要を確認して、頭にたたき込み、その後、該当部分の過去問を、テキストや六法等を見ながら解いていました。解いていたというより、こんな問題が出ていたんだと確認するといった感じでしょうか。そして、再度、最終確認のため、講座を2倍速で聴き、その後は、もう講座は聴きませんでした(というよりも時間がないから聴けないというのが本当のところでしょうか)。

これを、1講座での1行程分としていました。ただ、これだけでも相当の時間が必要なため、消化不良に陥りやすかったです。

そして、講座がある程度終了した毎に、チェック本はばらして穴を開け、携帯用ファイルとしていました。通勤用の勉強のためです。過去問集もばらして、年度毎にまとめていました。穴をあけるための多穴パンチやペーパーカッターも買いました。CARLと言うメーカで、2〜3千円位で購入できたかと思います。

あと、蛍光マーカを5色使い分けていました。緑は用語・その解説に、青は肯定・書類名、ピンクは否定、オレンジは条文関連、黄色は最重要というふうに、最初に自分で決めそれを守ってマーキングしていました。要は、視覚的に峻別できるようにするためですが、私の場合、マーカのしすぎでマーカだらけになっていました。ほどほどにしないと意味がないですね。

このマーカの法則?は、試験でも使いましたし、便利なので今も使っています。けっこう気に入っているので、これからも使っていくだろうと思います。ただ、欠点はマーカを常に5本常備しておかないといけないことでしょうか。ちょっとかさばりますね。

1年目は、このようなことの繰り返しで精一杯でした。
このような勉強法で受けた1回目の試験は、みごと落ちましたが、それでもかなりよい成績でした。
これに気を良くした私は、これに応用力をつければ、受かるだろうと思い、2年目の勉強は、答練(模試)中心で行いました。今となってみれば、これが浅はかでした。

しっかりとした基礎力の上での応用力なら問題ないのですが、私の場合は、短時間で身につけた安定していない基礎力の上に、強引に応用力を載せようとしたため、バランスが悪くなってしまい、その結果、応用力はついたが基礎力が落ちてしまい、その結果、2回目の試験の方が点数が悪くなってしまったのです。

よく講師の方や合格体験記等で基礎力が大事なんだ、と言われるのですが、私は勝手にそんなことないだろうと解釈し、自分勝手な方法を採ってしまったのです。もちろん、答練のみで合格する方もいっらっしゃるかとは思いますが、私の場合、当然そんな特殊なタイプではありませんでした。

そこで、3年目は、再度基礎力の定着を図りました。チェック集をベースにして、基本的な事項を繰り返していきました。重要な事項は、チェック集にコピーや書き込みとして集約していきました。中上級編の講座も取りました。基礎力の上に多少の応用力を載せるためです。中上級講座には、結構よいものが多いので検討されるとよいかと思います。また、その上で答練も行いました。答練は、週一のペースだったので、主としてペースメーカー的に使用しました。そして、3回目の試験でようやく合格することができました。

私の採った勉強法は、以上のとおりですが、勉強方法は各自様々だと思います。方法に固執することなく、自分の状況に応じてアレンジされていけばいいのでは、と思います。実は、試験勉強の方法論については、市販の本がたくさん出ています。私も勉強を始める前には読んでました。ただ、人の勉強方法を鵜呑みにするのではなく、それらを参考・ベースにして、自分なりにアレンジして方法論を積み上げられるのが一番よいかと思います。筋さえ間違っていなければ、自分が勉強しやすい方法が一番です。それに、1年以上という長丁場ですので、試行錯誤する時間はありますから。

けど、1年ってあっという間に来ますから、勉強スタイルを決めるのに、あまりのんびりしないよう気をつけてくださいね。


最後に

以上が、私の勉強方法についてです。私自身、こんなに勉強したのは、人生の中で初めてでした。私だけでなく、合格した方々は、皆さん同じことを言います。中途半端な気持ちでは、到底、取り組めない試験だということでしょうね。

しかし、合格した今となってみれば、その努力もよい思い出に変わりました(合格したからこそ言えるのでしょうが・・・)。

どんな仕事でもそうでしょうが、これからも日々、勉強をしなくては勤まりません。
この世界に足を突っ込んだ以上、日々の勉強は怠ることはできないので、これからも日々精進していこうと思っています。

最後まで、読んでくださり、ありがとうございました。

受験生の方へ

気がついたことを随時、記載していきますので、内容的には連続性がありません。
予め、ご了承ください。すみません。

なお、ご質問等があれば、E-mailででも、お問合せください。

また、司法書士事務所ってどんな感じなのかなぁ?と思ってる方がいらっしゃれば、お気軽に、私の事務所の方へ遊びに来て下さい。
といいますのも、私の場合、受験生時代、司法書士業界との接触が全くなかったものですから、もちろん司法書士事務所にお邪魔したこともありませんでしたし、事務所のある場所や事務所の雰囲気なんてのも、一切知りませんでした。ですから、開業するまで、情報不足で結構苦労しました。

ですので、もし私と同じような立場の受験生の方がいらっしゃれば(でないかたもOKです)、積極的に情報提供をしていきたいと考えていますので、参考になればと思い、見学案内?&情報提供の案内をしている次第です。

知っておいた方がいいってこと、結構ありますよ。
私のように苦労しないためにも、まずは、ご連絡&ご相談くださいね。


それでは、勉強頑張ってください。

六法全書の分冊

もう皆さん、されてるかもしれませんね。六法全書の分冊。


六法全書って、重いですよね。
けど、六法って、勉強する時には、肌身離さずって感じですから、常に手元に置いておかなければなりませんよね?

私は、通勤時間等の細切れ時間を、勉強に充てていましたので、六法を持ち運ぶのは絶対いやでした。重い荷物を持つのは、基本的に嫌いだったからです。

そこで、六法を分冊にすることしました。
しかし、自分で分冊するのは、うまく作る自信がなかったのと、持ち運びにもしっかりと耐えれるような物にしなければと考えていましたので、業者の方に頼むことにしました。
 
皆さんは、青焼屋さんって知っていますか?
昔は、トレーシングペーパーの図面を、青焼きといって青色濃淡のコピーをする専門業者だったのですが、今は、図面がCADデータとなったため、CADデータの処理とか大きいサイズのコピーや製本、名刺作成等が、メインのお仕事になっているんじゃないか?と思います。

私は、ある青焼屋さんに、六法を分冊して製本できるかどうか尋ねました。すると、できるとのこと。
六法を丸ごと渡して、分冊する範囲に、ここからここまでとポストイットをはり、切断から製本までお願いしました。

以下が、その成果品です。一目で分かるよう、色で分類しました。例えば、青色なら民訴・民執・民保、紫色は刑法とか。


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製本する厚さにもよりますが、これで、1冊が600円程度だったと思います。

もちろん手作りでもできますが、専門家の方にお願いしただけあって、頑丈でした。


実は、仕事でも、事務所に1冊置いて、それとは別に、持ち歩き用として分冊しようかな、と今思っています。

皆さんもいかがですか?