こんにちは。隈本です。
かなりのお久しぶりです。
ブログの更新が数ヶ月、途絶えていました。
更新しなければと、かなり焦ってはいたのですが、全くの手つかずでした。
もし、お読みになっていた方がいらっしゃったのなら、誠にすみませんでした。ぺこり。
実は、知人等から、更新がストップしたため、私が病気になったんじゃないか等との連絡もありましたが、元気ぴんぴんでした。今もです。
雑用等で忙しく、単に、さっぼっていたというのが理由です。忙しいといっても、お金にはならないことばかりでしたが・・・
その代わり、ブログネタはたくさんできました。
回数は減るかもしれませんが、確実に更新をしていきたいと思っています。
さて、久々に何を書こうかなと思い、昨年の最終の記事を見てみましたら、「受験生からの質問」ということを書いていました。
実は、その後も、数名からメールを頂き、メールでのやりとりをしていましたが、その中のある方が、事務所の見学に来たいということで、2月の中頃、見学に来られました。
その方は、現在、バイトをしながら試験勉強中とのことで、好青年な方でした。
2時間弱ほどでしょうか、勉強方法の話や司法書士の仕事(実務)の話をし合い、帰って行かれました。
満足してもらえたのかちょっと不安ですが・・・
その方は、補助者として働きながら、勉強をしたいとおっしゃってましたが、補助者の募集がなかなかないみたいなんです、と言われてました。
昨年の12月頃、宮崎市内のある事務所がハローワークで募集をしていたそうで、それ以外で募集している事務所を見かけたことがないそうです。
今の景気の状況では、なかなか募集をかけるような事務所もあまりないのでしょうかね?
さて、受験生と話をして、私がいつも思うことがありあます。
それは、試験の知識は、もう受験生にはかなわないだろうな〜ということです。
試験の知識は、仕事を始めると共に、どんどん抜け落ちていきます。(そのかわりに実務の知識はついていくのですが。)
それはそれでしょうがないことなのですが、私自身は、極力、知識が抜け落ちないような努力をすべきだと思っています。
なぜなら、試験の知識は、実務でもよく使うからです。司法書士試験は、実務試験ですものね。
しかし、今更、こつこつと自習で勉強みたいなことはもうできません。(他の合格者もそうではないでしょうか。)
ですので、私は、それをなんとか維持できないかと常に考えていたのですが、ほんとは、自己流?の手っ取り早い方法を知っています。
それは、そういった知識を教える側に立つ、つまり先生になる、ということです。
人に教えるためには、その倍以上の時間と準備をしなければなりなせん。内容を100%しっかり把握しておかなければならないからです。
そうすれば、自ずと知識の低下は防ぐことができます。
しかし、実際に先生となるためには・・・という問題が生じますね。
実際、宮崎には、司法書士のライブの予備校はありませんし。
だから、方法はあっても、実践はできませんでした。
ところが、昨年の11月から縁があって、近くの公務員専門学校で民法を教えることになりました。
毎週1回の3時間講義です。
これが、知識の再生・定着にはもってこいなんです。
予習しながら、ああけっこう忘れてるなぁとか、理解が不十分だったものがきちんと理解できるとか、予想どおりのメリットが発生します。
それに、少額?(学校の方すみません)の講師料もいただけますので。
デメリットといえば、準備が大変ということでしょうか。資料を作成したり、予習したりと、講義の2〜3倍の時間を費やしますから。(ですので、実労働時間で考えれば、完全な赤字でしょうね。)
ですが、絶対やってよかったです。
私たちが扱う法律の中で重要なものの一つである民法の知識が、確実に維持できますしね。
この講義も、あと2〜3回で終了しますので、もうブログに紹介してもいいかなと思い、書いてみました。
まあ、こんな感じで、知識の維持に気をつかっていますが、本当は、司法書士試験の中での関わりを持ちたいと考えていますので、受験生の方で、他の受験生と一緒に勉強したいとか、分からないところを教えてもらいたいという方がいらっしゃれば、ご連絡ください。うちの事務所を勉強会の会場に提供いたします。
まあ、受験生同士のなれ合いはいけませんが、同じ志を持った方々と知り合えるのも、メリットが大きいと思います。
それでは、今日の日記は、これで失礼いたします。
'10.2.27(Satu.)