こんにちは。隈本です。
さて、唐突ですが、何と、法務省から、平成23年度司法書士試験(多肢択一式問題)の基準点が発表されました!!
例年とは違い、いち早く発表です!!
気になる今年の基準点は・・・
※午前の部(多肢択一式問題) 満点105点中78点
※午後の部(多肢択一式問題) 満点105点中72点
午前の部の試験の多肢択一式問題または午後の部の多肢択一式問題の各成績のいずれかがそれぞれ上記に掲げる点数に達しない場合には、それだけで不合格となります。
【平成23年度司法書士試験筆記試験(多肢択一式問題)の基準点等について(資料)[pdf]】
http://www.moj.go.jp/content/000077756.pdf
また、得点別員数の発表もされています。
【平成23年度司法書士試験筆記試験(多肢択一式問題)得点別員数表[pdf]】
http://www.moj.go.jp/content/000077741.pdf
あと、多肢択一式問題の正解です。
【平成23年度司法書士試験筆記試験(多肢択一式問題)の正解[pdf]】
http://www.moj.go.jp/content/000077742.pdf
なぜ、この時期に?と気になるのですが、法務省のHPにちゃんと掲載されています。
ほんと、私もびっくりです。
理由については、個人的には、去年のこと(以下参照)があったためでは?と思っております。
【平成22年度司法書士試験の追加合格者について】
平成22年度司法書士試験筆記試験について、先に不合格と判定した1名について、記述式問題の得点計算に誤りがあることが判明し、誤りがなければ合格点に達していることが確認できたため、口述試験を追加実施し、その結果、合格と判定されましたので、1名を追加合格としました。なお、全ての記述式問題の採点結果につき、確認しましたが、本件以外に誤りはありませんでした。
これに伴い、平成22年度司法書士試験の最終結果について(資料)を修正いたします。
関係者の方々に御迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げますとともに、今後このようなことがないよう、再発防止に努めてまいります。
このような経緯に至った背景には、答案の開示請求をした受験生が、受験指導校の模範解答に照らして自己採点した結果、法務省から届いた成績通知書の得点と、あまりに離れていたため、法務省に問い合わせをしたことによって、採点ミスが発覚したのでは?と言われています。
ですので、法務省も、採点前書式答案の開示請求対策を含めた上で、このような早期発表となったのではないのかな、と、勝手に想像している次第です。
まあ、なにあともあれ、受験された方々は、是非とも、上記の法務省HPを確認してくださいね。
あと気になるのは、記述式の基準点がどのくらいになるのかですね。
もうしばらくは、悩ましい時間が過ぎそうです。
それでは、今日の日記は、これで失礼いたします。
'11.8.8(Mon.)