一番最初の日記で、考査の試験結果の話をしたかと思います。
実は、合格発表後、9月11日までに、所定の手続きで成績通知の希望をした人には、成績結果の通知をしてくれるというサービス?がありました。
返信用封筒を同封して、通知希望の郵送をすると、10月以降に考査の点数を通知してくれるといったものです。
私は、9月の上旬に通知希望の手続きを取ったのですが、先週の土曜日、考査の成績結果が送ってきました。
早速開封してみると、封筒の中には、はがきより小さめの紙が1枚入っていました。
その紙には、成績通知書と書かれており、氏名や受験番号などと一緒に、
『得点 55.0』
と書かれていました。
つまり、私の点数は、55.0点だったということですね。
考査は、
『70点中40.0以上が合格』
となっています。
また、考査の合格者数ですが、
考査受験者数(A) 1,493名
認定者数(B) 895名
認定率(B/A) 59.9%
となっています。(考査は、厳密にいうと、「合格」ではなく、「認定」という表現になります。)
考査受験者の平均点が、公表されていない以上、55.0点が良いのか悪いのかは、まったく分かりませんが、もともと成績結果を請求した理由が、どのくらいの勉強量・勉強範囲で、またどのような勉強方法をすると、どれくらいの点数が取れるのかを知りたかったので、一応、目的は果たせました。
ですので、自分なりの情報が得られましたので、今後、考査を受ける方々に、ある程度、受験対策のアドバイスをすることができるかと思います。
また、来年の考査が近づいたらお知らせしていきますし、個別での相談もOKですので。
さて、話は変わって、9月30日の日記で紹介した、平成21年度司法書士試験の追加情報です。
ご存じの方がいらっしゃるかもしれませんが、司法書士試験にはいわゆる「足切り(基準点)」が存在します。
過去の司法書士試験で実際に行われた足切りのケースでは、択一式試験の場合、午前、午後両方で、8割が足切りとなったものもあります。
つまり、両方8割以上取らないと、記述式試験を採点してもらええないんですね。
今年の場合は、午前の部の択一式試験で105点満点中87点、午後の部の択一式試験で105点満点中75点、午後の部の記述式試験で70点満点中41.0点に、それぞれ達しなかった方は、トータルの得点が合格ラインを超えていても不合格とされました。
ということは、今年の足切り(基準点)は、
午前択一式試験 105点87点以上 (35問中29問以上)
午後択一式試験 105点75点以上 (35問中25問以上)
午後記述式試験 70点41点以上
そして、
合計221.0点以上が合格
ですので、合格するには、全ての足切りをクリアして、18点以上の上乗せが必要だったということですね。
今更ながら、足切り(基準点)を考えると、この試験の恐ろしさを感じてしまいます。ほんとに厳しい試験です。一体、どんな国家試験なんだか・・・
もし、このような試験、もう一回受けろといわれたら、とても無理です・・・
正直、今のところは、気力が続く自信がありません。
よく同期で話していたのですが、今受けても、もう受からないですね。受験の知識は、既に現役の受験生にはかなわないと思います。
試験勉強を止めたので、知識のピークは既に過ぎ、下降をたどるばかりです。(逆に、実務の知識はついてきたんですけど)
ただ、せっかく身につけた知識が腐らないよう、常日頃、知識の手入れをいしていくことは、絶対必要だと思っていますので、私なりにいろいろと手は打っています。
今はお話しできないですけど、また機会をみてお話ししたいと思います。
それでは、今日の日記は、これで失礼いたします。
'09.10.06(Tue.)